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TOPページテールランプ>LED化のメリット,デメリット

テールランプ加工におけるLED化のメリット、デメリット

LED化のメリット

通常のフィラメント電球に比べてLED化した場合のメリットです。

省電力である事
例として10系アルファードの電球6灯化の場合 ノーマルの電球の状態ではスモール時5W×6=30W ブレーキ時21W×6=126Wですが、フーガ調1重円6灯(LED90発)でLED化した場合 スモール時0.08W×6=0.48w ブレーキ時0.72w×6=4.32Wとなり消費電力が激減する事がわかります。(※12V時の理論値)バッテリーや発電機への負担も減り、エコにも良いです。

長寿命である事
LEDは切れないとの誤認識もあるようですが、実際はLEDにも寿命があり、いつかは切れます。耐用時間は良好な環境下で数万時間と言われております。但しヘッドライト内部にインストールする場合や、LEDが高温にさらされる状況下では寿命は短くなります。

応答速度が速い
フィラメント球では電力を一旦熱に変換してから発光しますが、LEDは電力がダイレクトに発光エネルギーに変わります。この為電気が流れると瞬時に発光します。特に高速道路走行時には追突防止にも役立ちます。わかりやすい例では一昔前の車ではブレーキランプは通常の電球で、ハイマウントだけLEDになっていると言う物がありましたが、後から見ているとハイマウントが先に光って、後からブレーキランプが光り、目視でもはっきりとその時間差が確認出来ます。

発熱が少ない
電球の様に、一旦熱に変換するプロセスがないので発熱が少なくなります。つまりエネルギー効率が良いと言うことになります。但し高出力タイプの物はこの限りではありません。


LED化によって起こる問題

ハイフラッシャー現象
ウィンカーをLED化する事によって必ず起きる現象です。LED化によって消費電力が減少する事で車両がウィンカーの球切れと勘違いしてウィンカーの点滅速度を早めて警告を行います。回避する為にはダミー抵抗で電球と同じ電力を消費させる方法が手っ取り早いのですが、それではせっかくのLED化のメリットである「省電力」がいかされません。出来るならウィンカーリレーをICタイプの物に交換される事をお勧め致します。

球切れ警告
車種によって現象が発生する車種、しない車種がありますが、上記ハイフラ現象と同じ理由でブレーキランプやスモールランプ、高級車ではバックランプやバックフォグも含めて球切れ警告が出る場合があります。こちらは警告灯が点灯するだけの軽い症状もありますが、ABSが効かなくなったりCANによってエンジン回転数が制約されたり、走行そのものに支障が出る場合もあります。回避策はダミー抵抗を使う事になりますが、ウィンカーと違って、スモールやブレーキは点灯時間が長時間継続されるので抵抗の発熱が大きくなります。条件によっては抵抗本体が200℃を超える事もあります。従って、抵抗の放熱をきっちりと行わないといけないので金属ステー等によって車体金属部分に固定される事をお勧めします。よくテール本体への組み込みを依頼される場合がありますが溶けたり燃えたりする可能性があるので当店ではその様な方法はお勧めしておりません。

フラッシング現象
ドイツ車で多く見られますが、球切れ検知の電流がLED化によって高速点滅として目に見える形になって現れるケースがあります。電球の場合は電流に対する反応速度が遅いので目に見えませんが、LEDは反応速度が速いので光って見えてしまいます。エンジン始動直後に発生しますが、始動後も数分間隔で継続的に発生します。専用の回路を使って対策を行う事になります。

LED切れ
電球の場合は切れた時には簡単に交換出来ますが、LEDの場合は簡単に出来ません。
分解してLEDを交換する必要があります。



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