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TOPページ>アクリルを使ったライト加工

アクリルを使ったライト加工のいろいろな例

アクリル加工には色んな工法があります。これらは加工ベースとなるヘッドライトやテールランプの構造やスペース、更には加工したアクリル部分の使い道等の様々な条件で使い分けをする必要があります。
加工ショップとしては出来るだけたくさんの工法の引き出しを持っている程、お客様のご希望を実現させて頂けますので、日々新しい方法を考え続けています。以下に現在までに当店で確立している主な工法を紹介させて頂きます。当店ではレーザー加工機、3DCAD+3D造型機を導入していますので、高精度な製作が可能です。

■パネル(導光板)加工

1番オーソドックスな方法です。ライトのインナーに穴(スリット)を設けて、そこにアクリル板をはめ込んで光らせる方法です。インナーが曲面の場合は曲げ加工で曲げてはめ込みます。

サンプル1
RB1オデッセイヘッドライト

アクリルパネル加工消灯時 アクリルパネル加工点灯時

サンプル2
10系アルファードヘッドライト

アクリルパネル加工グラデーション アクリルパネル加工ロゴ入り

サンプル3
ラクティスヘッドライト曲げ加工

アクリルパネル加工熱曲げ

サンプル4
インプレッサテールランプ

アクリルパネル埋め込みテールランプ加工 アクリルパネル埋め込みテールランプ加工消灯時


■アクリルフィン加工

アクリル板を積み重ねてフィン状態にして光らせます。パネル加工では表現出来ない質感、立体感が出ます。フィン加工の中にも天面の処理方法によって種類があります。

【天面エッチング(サンドブラストまたはレーザー)処理】
フィンの形状全体が光るのでフィンの形がはっきり出ます。

サンプル1
20アルファードヘッドライト

アクリルフィン加工消灯時 アクリルフィン加工点灯時

サンプル2
E51エルグランドロアテールランプ

E51エルグランドアクリルフィンロアテール E51エルグランドアクリルフィンロアテール消灯時

サンプル3
10系アルファードヘッドライト

アルファードアクリルフィンヘッドライト加工 アルファードアクリルフィンヘッドライト加工消灯時

【天面塗装処理】
フィン先端の切り口の部分だけが光ります。

サンプル1
グロリアテールランプ

アクリルフィン加工消灯時塗装 アクリルフィン加工点灯時塗装

【天面メッキ処理】
塗装と同じく切り口だけが光ります。

サンプル2
オデッセイRB1テールランプ

アクリルフィン加工消灯時メッキ アクリルフィン加工点灯時メッキ

サンプル3
オデッセイRB1ヘッドライト

アクリルフィン加工消灯時透明 アクリルフィン加工点灯時透明

【天面無処理】
つまり透明のままです。これがアクリル本来の透明感や質感を出せますが、透明な為ライトの中身が見えてしまう場合があり、構造によっては使えません。点灯時は切り口だけが光ります。

サンプル1
Z12キューブヘッドライト

キューブアクリルフィンヘッドライトキューブアクリルフィンヘッドライト消灯時

サンプル2
30セルシオヘッドライト

セルシオアクリルフィンポジション点灯時セルシオアクリルフィンウィンカー点灯時

【変則パターン】
これもフィン加工の1種です。

サンプル
ポルシェボクスターヘッドライト

アクリルフィン加工消灯時変則 アクリルフィン加工点灯時変則


■アクリル円柱、角柱加工

アクリルの円柱や角柱を剣山の様に並べる加工です。点灯するのは先端の切り口だけです。強い光量が出せるのでウィンカーやブレーキランプにも使えます。先端だけ光るのも綺麗ですが、消灯時の側面の透明感がたまりません。ところてんみたいですね。

サンプル1
10系アルファードヘッドライト

アクリル円柱加工アクリル角柱消灯時1

サンプル2
コペンテールランプ

アクリル円柱加工アクリル円柱消灯時1

サンプル3
トゥデイテールランプ

アクリル角柱加工点灯時 アクリル角柱加工消灯時

サンプル4
25セレナヘッドライト

アクリル角柱加工アクリル角柱加工消灯時2

サンプル5
ライフフォグランプ

アクリル円柱加工アクリル円柱加工消灯時2


■ブロック削り出し加工

アクリルブロック(厚板)を削り出して加工します。通常の板では厚みが足りない場合の方法ですが、アクリル原価が非常に高額になります。

サンプル1
ムーブヘッドライト

アクリルブロック加工消灯時 アクリルブロック加工点灯時

サンプル2
トゥアレグヘッドライト

アクリルブロック加工消灯時 アクリルブロック加工点灯時

サンプル3
10系アルファードヘッドライト

アクリルブロック加工消灯時

サンプル4
ベンツCLSヘッドライト

アクリルブロック加工点灯時


■3D加工

3DCADや3D造型機を駆使して3D形状を作ります。手作業では難しい場合に使います。

【スクエアプロジェクター製作】

3Dスクエアプロジェクター製作消灯時3Dスクエアプロジェクター製作点灯時

【BMWレーザーヘッドライト調の加工】

BMWレーザーヘッドライト調加工点灯時BMWレーザーヘッドライト調加工消灯時

【模造バルカンの球面レンズ】

3D加工ミニバルカン球面レンズ

【3D形状のフィン】

3Dフィン加工

【グリルの発光加工】

3D加工によるグリル発光加工

【エンブレムの発光加工で球面を表現】

3D加工による球面加工

【ミラーウィンカーのベースから製作】

ミラーウィンカー3D製作

【球面加工】

エンブレムの3D製作

【アクリルに3Dタトゥー】

アクリルタトゥー


■アクリルパイプ加工

アクリルパイプを使った加工

【多連装イカリング】

サンプル1
10系アルファードヘッドライト

アクリルパイプ加工多連装イカリング

サンプル2
30セルシオヘッドライト

アクリルパイプ加工多連装イカリング

【模造ミニバルカン】

サンプル1
E51エルグランドヘッドライト

アクリルパイプ加工模造ミニバルカン

サンプル2
VOXYヘッドライト

アクリルパイプミニバルカン


■チャンネル文字加工

厚みのある立体文字でロゴを作る加工。塗装+エッチングと違って立体感が出ます。

サンプル1
キューブテールガーニッシュ

チャンネル文字

サンプル2
クローバーの模様

チャンネル文字 クローバー

サンプル3(2色発光)
オデッセイRB3ヘッドライト

チャンネル文字 ロゴ

サンプル4(和柄)
10系アルファードヘッドライト

チャンネル文字 和柄


■番外編

壁掛け時計
時計製作

洗面所の鏡
洗面所の鏡の製作

オーディオ連動VUメーター
制御回路から作ります。盤面デザインもグラフィックタイプの物など、何でも製作可能です。
VUメーター


加工に際しての制約

アクリル円柱加工、角柱加工、フィン加工では加工するライト側にそれ相応の奥行きが必要になり、充分な奥行きが無い場合はパネル加工になります。以下は角柱加工の場合を例にしたイメージ図ですが、角柱の奥に光源のLEDを仕込みます。この様な構造体がすっぽり収まるだけのスペースは最小限必要です。(青がアクリル角柱、赤が光源のLEDです)

アクリル角柱イメージ1

光源の設置方法と光り方

まずスタンダードな面発光の方法として、アクリルパネルの両端から中央に向かってLEDを光らせる方法があります。パネル加工、フィン加工、チャンネル文字加工では主にこの方法になります。
アクリルフィンイメージ1
この方法の長所はLEDのツブツブが出ない面発光になります。短所は強い光量が出ない事や、光源のある両端部分とパネル中央部分で明るさにムラが出る事です。パネルの幅が大きくなるほど、中央部の光量の減衰が大きくなりムラが大きくなります。


光量が必要な場合はこの様な光源の設置になります。フィン加工やブロック加工、円柱、角柱加工、アクリルパイプ加工で主に使います。ブレーキランプ、デイライト、ウィンカーの様に昼間にも明るい光量が求められる部分については基本的にはアクリル加工はお勧めしていません。しかし、下の画像の様な光源の組み方だとかなり強い光を出すことが出来るので場合によっては使える場合もあります。短所としてはLEDのツブツブが出てしまう事です。パネルの奥行きを大きく取れる場合は拡散されてツブツブがなくなる場合もあります。これはLEDの間隔とパネルの奥行きとの相関関係で変わってきます。

アクリルフィンイメージ2


●アクリル加工をご希望の場合はイメージ違いの防止のために、出来るだけ詳細なイメージのイラストを添付して頂くか、FAXでお送り下さい。

●アクリル加工はライトの構造や形状によって様々な制約があります。ご希望のデザインで加工出来ない事もあります。

●アクリル加工ではインナーをカットしたり削ったりする作業が増えますのでメッキが剥がれる可能性が高くなります。インナーは塗装する前提でお考え下さい。

●インナーの塗装では黒色系がお勧めです。インナーでの光りの反射が少なくなるので、発光時にアクリルの輪郭がくっきりと出ますし、消灯時もアクリルとのコントラスト比が良いのでアクリルの存在感がUPします。


面発光と光量の関係

アクリルで面発光にすると言うことは単にLEDから出来る光りを拡散させているだけです。LEDからの光量の入力が100とするとアクリルの発光面から放出される光りのエネルギーは100を超える事はありません。(俗に言うエネルギー保存の法則ですね)正確にはいろいろなロスが出るので100をかなり下回ります。

例えば10の光量のLEDを上の絵の様に6個使って40平方センチメートルのパネルを光らせる例について考察してみます。数をわかりやすくする便宜上、LEDの直径を20mmとすると(そんなLEDは見たことがありませんが)LED1個当たりの発光面積は3.14平方センチメートルになり、6個なので18.84平方センチメートルになります。光量の合計は6個で60。つまり18.84平方センチメートルで60の光量を出している事になりますね。この場合1平方センチメートル当たりの光量は3.18・・・になります。

この光量が全てアクリルの面発光に置き換わった場合、パネル全体の発光量は同じく60、そしてパネルの面積が40平方センチメートルなので割ると1平方センチメートル当たりの発光量は1.5となります。LEDだけでの発光量と比べるとかなり少なくなってしまいますね。この様に考えて頂くとわかりやすいと思いますが、アクリルにすると暗くなると言うのはこう言う事なんです。発光時の総光量は変わりませんが、同じエネルギーで更に広い面積を光らせる事になるので単位当たりの発光量は少なくなると言うことですね。特にブレーキランプやウィンカーは周りに注意を喚起しなければならないのでこう言う光り方は向いていないんです。角柱や円柱の場合は断面積が小さいので光量は強く出せます。

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