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TOPページ>キャンセラー抵抗

キャンセラー抵抗

球切れ警告について

電球で光っていた部分をLEDに加工すると消費電力が減ってしまいます。その為車両側が球切れを起こしたと錯覚して様々な警告機能が動作します。 警告灯の点灯はわかりやすい例ですが、ハイフラやエンジン回転数の制限、ランプが点きっぱなしになったり色んなパターンがあります。 ウィンカーに関してはICリレーなどに交換する対策方法もありますが、CANシステムでは使えません。

ベーシックで確実な方法はキャンセラー抵抗による対策です。 加工の際にキャンセラー抵抗をライトに組み込みして欲しいと言うご希望もありますが、抵抗は通電中は非常に高温になります。 場合によっては抵抗本体が200℃を超える様な高温状態になりますので、樹脂製ライトに組み込むとどういう事になるかは 簡単にご想像頂けると思います。

ダミー抵抗器

※この様に金属ステーを使って車体の金属部分にネジでしっかりと取り付けます。車体を抵抗器の放熱板として使うと言う考え方です。

また、どこまでが球切れ警告の対象になっているかは車によって様々です。ウィンカー以外は全く警告が出ない車も多くありますし、ブレーキだけ警告が出る物もあります。 輸入車や高級車ではスモール球含めて電球1個単位で監視されるものも多くあります。こんな車だとキャンセラー抵抗器を10個以上付けないといけない場合もあります。 当店で把握している物につきましては事前にお知らせさせて頂きますが、把握していない物は事後の対策になります。

最近の車はコンピュータが関与する部分が増えており、この警告機能の為に一筋縄でLED化出来ないケースもあります。 特にドイツ車はスモールがパルスになっていたり、球切れ検知電流によるフラッシング現象など、知識がなければ取り付け出来ないケースもあります。 当店ではそれらについても様々な回避策を確立しています。入庫で取り付けまで行う場合は完全に対応出来ます。(入庫時にノーマル無加工である場合です。すでに他業者で何らかの加工が行われて居る場合や入庫時にすでにエラーが出ている場合はこの限りではありません)

抵抗器について

キャンセラーに使う抵抗器には主にメタルクラッド型とセメント型があります。それぞれの特徴、用途をまとめてみました。

セメント型

セメント抵抗

電熱線を外からセメントで固めた物です。セメントは金属に比べると熱伝導率が悪いのでメタルクラッド型に比べると熱が中にこもりがちになります。電熱線の放熱がしにくいので短時間の通電であれば温度上昇もゆるやかです。しかし長時間連続通電を行う場合は内部電熱線の加熱で電熱線の断線や配線接続部の半田の溶解、配線被覆が溶ける等の危険があります。キャンセラー抵抗として使う場合はよほど完全な放熱環境でない限り、バックランプやウィンカーなどの短時間通電箇所にしか使えません。

メタルクラッド型

メタルクラッド抵抗

金属で出来た筐体に電熱線を仕込んだ物です。放熱が抜群に良いので通電後、短時間で高温になります。誤解されやすい部分ですが、セメント型に比べて発熱が大きいのでは無く、熱伝導が良いので内部の電熱線の発熱が表面に出やすいと言う事なんです。車体金属部にネジを使ってしっかりと固定してやれば理想的な放熱が出来ますので内部電熱線の負担も軽減されます。スモール/ブレーキランプ部分、ポジションランプ、流れるウィンカーをデモする場合等の長時間点灯箇所はメタルクラッド型抵抗の使用が必須です。

車体に固定せずにタイラップで配線にしばりつけたり抵抗器の上から断熱材を巻いて固定している物を良く見かけますが、これらは間違った使い方です。配線被覆が溶けてショートしたり、抵抗器の放熱が出来ず火災を招きかねませんので絶対にこの様な取り付けはやめましょう。


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