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シーケンシャルウインカーとは
シーケンシャルウインカーと言うのは流れるウインカーの1種です。
日本語に訳すと「連鎖点灯式方向指示灯」となります。
保安基準の改正によって合法となりましたので、近年の1部高級車で採用が開始され、最近ではどんどんと採用されている車種は増えています。
シーケンシャルウインカーはその名の通り連鎖点灯、つまり順番に規則正しく流れる必要があり、イベントで使う様なランダムな点灯のウインカーとは一線を画します。
この流れ方については細かな規定がありシーケンシャルウインカーの合法基準で説明させて頂いております。
従来の流れないウインカーでも加工によってシーケンシャルウインカーにする事は可能です。
但しリレー機を後付するだけで実現出来る物ではありません。ランプ側の加工が必要になります。
電球式のウインカーの場合はLED基板を製作してリレー機で流します。
LED式のウインカーの場合はノーマルのLEDは破棄して新たにLEDを入れてブロック分けしてリレー機で流します。但しノーマルでLEDウインカーの場合、特に高級輸入車では純正のウインカーLEDを破棄した事によるエラー問題があります。CAN通信が標準となっている輸入車の場合、国産車と違ってエラー回避が出来るかどうかが重要な部分となります。
輸入車のLEDウインカーはほぼ全て、LED切れの監視が入っています。その監視の方法も色々あり、それによって回避策も違ってきます。従来の電球式ウインカーの様に抵抗器で解決できる様な簡単な物ではありません。
当店で前例があるものにつきましては問題ありませんが、触った事の無いライトの場合はお車を入庫して頂き、ライトを分解してみるまでエラー対策の可否については判断が出来ません。車両側コンピュータの制御を含めて診断、テストが必要になりますのでライトだけお送り頂いても判断が出来ないケースもあります。
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