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ヘッドライト加工、テールランプ加工専門店
エルコボのブログアーカイブ2013年7月


過去ログ2013年7月

7/30 ステップRF

入庫中のCTの作業も完了してオーナー様の引き取りを待つだけになりました。

レクサスCT200hテールライト
詳しくはまた後日紹介させて頂きます。

そして今日からはまた新しい大仕事が始まります。
RFステップワゴンテールランプ

未だにカスタム人気の衰えないRFのテールランプです。

加工の便宜上、テールランプ本体を真っ二つに切断しました(。-∀-)

この切断、かなり苦労しました。業務用の刃の長い超音波カッターでも

刃が届かないし、電のこで切るとレンズに傷が付くのでそれも出来ないし・・・

仕方なくまた新しいツールをゲットしての作業となりました。
ホットカッター

発砲スチロールをニクロム線で切るカッターです。

夏休みの工作にも良いですが・・・

意外と使えるツールですね。

7/25 日本の夏

と言えばやはりこれでしょう。
蚊取り線香

蚊が多いのでダブル焚きです。O型なのでよく刺されます(泣)

後方にチラ見えしているお車は現在入庫中のレクサスCT。

ヘッドライト、テール、フォグ、ルームランプのフルコースです。

格好良く激変させます♪

7/23 ベンツCLS

いつもお世話になっているショップ様からのご依頼品です。

お車はベンツCLS。最新の車の様にヘッドライトにデイライトを入れたいとの事。

一口にデイライト加工と言っても、その加工方法は色々あります。

光量だけを考えれば砲弾型LEDを正面向けに取り付ける方法や

6角リフレクター+FluxLEDをインナーに正面向けに固定する方法がベストです。

しかし、お車の車格と言う物を考えるといかにも取って付けた感の出る加工は避けたい所。

そこで色々提案させて頂いた中からアクリルブロックを削りだして取り付ける事にしました。
ベンツCLSヘッドライト

LEDなどを隠す為の天板はプロジェクターからの熱で変形しない様にアルミの厚板を

削りだして取り付けています。ここはペラペラの薄板では質感が出ません。

LEDは高出力な日亜化学製を密集させて正面向きに固定。

アクリルブロックの正面断面部分はブラスト処理できめ細やかな質感を出しました。

そしてこのデイライトはウィンカーの役目も内蔵しています。
ベンツCLSヘッドライト

ウィンカー時は自動でオレンジの点滅に切り替わります。

大変ご満足して頂けた様です。

ベンツCLSのヘッドライト

7/22 アクリルヘッドライト初号機

先日イカリングのLED切れ修理で帰ってきたヘッドライトです。
シビックヘッドライト

履歴を調べると実はこのヘッドライト、もう4年以上前に作ったものでした。

まだ今の様にアクリル加工が流行する前からこんな物を作ってたんですね。

ところがテールランプではもっと前からアクリルにトライしていたんです。
テールライトアクリル加工

これは5年以上前に作ったものですね。

今改めて見ると改善したくなる問題点も多いですが、このころは多分どこも

こんな事はやってなかったので全てが手探りの試行錯誤でした。

予約作業に追われる毎日ですが、常にこんな風に新しい事にチャレンジする

気持ちの余裕は残しておきたいものです。

昨日ジブリの新作を見てきたので特にそう思いました(笑)

シビックのヘッドライト

7/19 レクサスHSのフォグ

リピーターのお客様からのご依頼です。

HSのLEDフォグランプのL型に光る部分をデイライトとして使える光量にUPして

欲しいとのこと。

LEDの増発で簡単に出来る物と思っていましたが、これがなかなか手こずりました。

中を空けてみるとLEDが6発しか入っていなかったので取りあえず

増発してみましたが、LEDを面発光させるための乳白色の拡散板が分厚く、

光の透過率が低いのでいくらLEDを増やしても光量はあまり変わりません。
レクサスHSフォグ

そこでアクリルで透過率を上げた物を作って交換しました。

LEDの配置も工夫が必要で、このランプは例によってレンズ面が斜めと言うか、

場所によっては横向きに近い角度で傾斜していますので、単純に発光部分の

形に基板をカットしてLEDを並べてもLEDの光軸は斜めを向くので正面から

見たときに最大の明るさにならないんです。

デイライトとして使うので対向車の位置、つまり正面から車体を見たときに

LEDが明るく見えないといけないのでLEDも正面を向けてやらないといけません。

そこで単純にLEDを並べるのではなくこの様に3個単位のモジュールを作って

階段状に並べる方法で解決しました。LEDは日亜の雷神です。
LED

これを片側14個、LEDの数は片側42発になりました。LEDのツブツブは

出てしまいますが、光量は劇的にUPしました。
レクサスHSフォグ

デイライトに限らずウィンカーやブレーキを面発光させたいと言う

ご要望も多いですが、面発光と光量は両立しません。

面発光は光を拡散させますので、それと引き替えに点での光量は減衰します。

純正のランプで面発光が使われる物が増えていますが、今のところスモールランプに

限られているのはそう言った理由があるからです。またこの先明るい面発光が

出来る光源や樹脂素材が開発されれば可能になる時も来るかも知れませんが。

ブレーキ、ウィンカー、デイライトの様に昼間に光量が必要な部分での

アクリル加工も方法はあるので不可能ではありませんが、面発光にはならず

ある程度のツブツブは出てしまいます。

こちらはFX35のテールランプのウィンカーをフィン加工した物です。
インフィニティーFX35テールライト

LED光軸を後方に向けて高出力なLEDを使う事でウィンカーとして必要な

光量は充分出ています。

至近距離で見るとツブツブは出てしまいますが、後続車の位置からだと

完全なラインに見えます。

7/17 光軸調整について

ヘッドライト加工時にたまに言われるのですが、加工時に光軸調整もしておいて欲しいと。

で、その都度説明させて頂いておりますが、光軸調整はライトを車体に装着した

状態でないと正確な調整は出来ないんです。

これは車体の前後の傾きも車体によって個体差があり

(サスのへたりや車高調、エアサスのポジションでも変わります)

ライトと車体との相対位置関係もねじ穴の誤差等で微妙に変わります。

板金修理した車両であればことさらです。

加工完成時にはライトの構造から光軸の方向はわかるので、ある程度は

合わせておりますが、装着後は必ず微調整が必要になります。

加工時にプロジェクターや調整ネジを触らない加工であれば必要はありませんが。

ついでなので調整方法も・・・

光軸調整機構の構造は大きく分けて2種類あります。

10系アルファードはローとハイで2種類どちらも使っていますので、

サンプルに写真を載せておきます。

まずハイビーム側
光軸調整

このパターンは昔から多いオーソドックスなタイプです。

1つが左右用、1つが上下用で完全に役割を分けています。

支点は動かない基準部分なので単純に理解出来ますね。

そしてロービーム側
光軸調整

このタイプはレベライザーの普及に伴って増えてきたタイプです。

レベライザーの動きで上下にプロジェクターを動かす必要があるので

この様な構造になっていますが、この場合は一応は左右用、上下用と

分けられては居ますが、上下を調整すれば左右にも光軸は影響を受けます。

このタイプは上下調整時に左右調整用ネジも触る必要が出ますね。

あと、調整ネジを回しすぎてネジが抜けたり、或いは破損させる例も

たまに発生しています。

調整時には壁に光を当てて、カットラインの位置を見ながらネジを回せば

動きがわかりますのでその様なトラブルも回避出来ます。

カットライン

7/15 グラデーション

ちょっと前に製作したテールランプです。

アクリル加工とセットで人気のグラデーション点灯です。
ハートテール

側面の3本のスリットは赤と青のグラデーションです。

グラデーションが幻想的に見えるのは、この2色が混じり合うレンジの点灯感なんですね。

赤と青を使っているので副産物的に合成色である紫が出現しています。

青と緑で作れば青緑が出来ます。
デモカーヘッドライト

合成色、面白いですね。今、グラデーションで凄く面白いアイデアもありますが、

また使える機会があれば紹介させて頂きます。

合成色と言えばついでにLEDのよもやま話になりますが・・・

白色のLEDは実はその正体は青色LEDだってご存じでしたか?

白の表現方法はRGBを使う方法もありますが、市販で普及しているLEDは

殆どが青LEDのチップに黄色の蛍光体で光を合成して白く光らせています。

消灯時にLEDの頭が黄色く見えるのはこの蛍光体のせいなんですね。

と言うことは青のLEDが発明されていなければ未だに白のLEDもあり得ないと言うことになりますね。

10系前期型アルファードのヘッドライト

7/11 満員御礼

ありがたい事に今月はバックオーダーがやばい量になってきました。

製作しているものの、部品の延着等で放置中の物も多く、作業台に置けなく

なって乾燥室も満員です。
作業場

現在同時進行中の作業をちょっと紹介させて頂くと

マジェスタテールランプ
ヴェルファイアーテールランプ
レクサスHSフォグランプ
10アルファードテールランプ、ヘッドライト
ヴェルファイアーヘッドライト
ベンツCLSヘッドライト
リレー機製作

明日はまた新たなライトが到着予定・・・・

すでに体も夏バテしていますが、頑張ります

7/9 続イカリング

昨日に続いてイカリングのお話です。

イカリングにも本当にたくさんの種類があり、お客様も迷われる事も多いですが、

結構言われるのがイクラリングのツブツブは好きでは無いが、CCFLは不具合が

多いので使いたくない(そもそも当店では使っていませんが)。

そんな方のご希望になんとか添えるかと思えるリングが出来ました。
面発光イカリング

IQのライトに入れた例ですが、レーザーデザインリングの1種です。

構造的には普通のイクラリングの上に白濁アクリルを載せた構造ですが、

普通にエッチングしただけでは綺麗に面発光してくれず、

かなりのツブツブが出ます。

このリングも直近でマジマジと観察すればうっすらと光源の位置はわかりますが、

見た目は完全な面発光です。

CCFLの均一な発光を表現しながら、CCFLの弱点である不具合の心配も

ありませんし、電極部分の発光の途切れもありません。

ミソはアクリルの白濁の工法ですね。何度も何度も試行を重ねてようやく

このレベルにまで熟成出来ました。

レーザーで白濁させるのは色んなパラメーターの設定があり、ビームの強さ、

ヘッドの速度、ドットの密度、これらを全てベストの設定値を探り当てるには

試行錯誤しかありません。本当に奥が深い世界です。

7/8 4角いイカリング

異形イカリングは車種専用で製作します。

ちょっと前に製作したヴェルファイアーのヘッドライトの例です。
イカリング四角
イカリング四角

これだとリフレクターのままでもイカリングが取り付け出来ますし、

4角のリングなんて斬新で格好良いですよね。

勿論、これを基本に色んなアレンジが出来ます。

7/4 ダブルで雑誌掲載

今月のワゴニスト、街ワゴネクストにアル中会長が掲載されています。
雑誌掲載

1度きちんと全ての写真を撮らせてもらってサイトの方も整理しようと思っては

いるのですが、なかなか実現しておりません(T_T)

誌面でも説明が詳しくされていますが、当店が製作させて頂いた部分は

●超ハイパーなヘッドライト

●製作してから6年経ってもノントラブルのテールランプ

●激しく運転しにくいグライコ内蔵ドアミラー

●超大型VUメーター

●高級クラブの様なドアの内張間接照明

実はまだまだ秘密裏の計画が進行中です。

作る側もめちゃくちゃテンションの上がる最高な車両です。

そうそう、スタイルワゴンクラブの今月号の表紙を飾っているRBも当店のお客様です(^_^)v

7/2 入庫対応開始しました。

以前よりお問い合わせが多かったのですが、この度ようやく

お車持ち込みで対応させて頂ける事になりました。

ボロの軽四ですが、代車が必要な方にはご用意させて頂きます。

やはり自分が作った物は自分で取り付けるのが1番ですね。

運送事故の心配も無くなりますしどんどんご利用下さい。

2013年6月

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